古いもの5（バイク①）

以前のブログでも触れましたが、私は、古くてメカニカルなものが好きで、バイクも旧車ばかり乗り継ぎました。

過去に所有したバイクをブログの中で紹介していきます。

特徴：3気筒の2ストロークエンジンで白煙を吐きながら、軽快に走ります。

　　　パワーに反比例して貧弱なフレームと自転車並み？のブレーキでスリルのある　　　　バイクでした。自分の不注意でオイルを切らしてしまい、エンジンを焼きつかせたのをきっかけに350ｃｃのエンジンを積んでいたため、さらに面白いバイクでした。

このバイクを毎日のようにいじっていたおかげでだいたいの修理が出来るようになりました。

当時、京都のアパートに住んでいましたが、駐輪場に保管していたところ盗まれ、結局見つかりませんでした。市内や周辺の暴走族を見つけては聞きにいったのを覚えています。盗難届けを出した際、僕があまりにも落ち込んでいたためか、派出所の両津勘吉似の警官が「元気出せ！」といって一月分の銭湯の券をくれたのを覚えています。お役所仕事のような警察ばかりが目に付きますが、人情味のある警官もいるものですね。もっとも悔しい思い出のなかで、ひとつ救われたエピソードでした。